2015年11月 不動産屋で話し合い [【回顧録】借金と離婚のいきさつ]
話し合いは2015年11月11日午後1時。
場所は不動産屋の事務所。
貸主(大家)、借主(元オット)、
仲介者(不動産屋)、連帯保証人(私とJさん)、
そして新たな連帯保証人がいればそこに連れてくること。
関係者全員で、この滞納している賃貸物件(元オットのヤード)についてどうするか話し合うことにしました。
予定時間の少し前に到着すると、
Jさんはもう既に不動産屋の前に来ていました。
二人で事務所へ入りました。
そこで大家さんと元オットを待ちます。
予定時間から10分程たって、元オットから不動産屋へ電話。
遅れて来るとのこと。相変わらず時間にルーズです。
私とJさんに代わる新しい連帯保証人を連れて来るとのこと。
約30分後、元オットと新しい連帯保証人Lさんが入って来ました。
しかし肝心の大家さんが来ていません。
約束の時間から何回も不動産屋社長が大家さんに電話をしていました。
不動産社長:
「この日ならいいっていうからこの日に決めたのに、
なんで来ないんですか!?
関係者みんなもう揃ってるんですよ?」
大家さん、旅行に出かけていて来れないといいます。
大家さんに文句を言う不動産社長。
結局、大家さん不在のまま、話し合いに。
元オット、勝ち誇ったように言います。
「今日大家さん来ないって知ってたよ。
なんでこんな意味のない話し合いするんだ」
元オット以外全員、怒りをあらわにします。
不動産社長:
「みんなあんたのために集まってるのになんだ!
大体家賃払ってないからこうなってるんでしょ!
新しい連帯保証人連れてきたって、信用できないよ!」
そこで新しい連帯保証人(候補)、Lさん。
この方も元オットと同国出身の外国人、なんとモスクの責任者。
会社を経営しており資産もあるらしいです。
元オット、最終的に宗教指導者に救いを求めたようです。
Lさん:
「色々モメているようだけど、私が保証します。
会社の謄本も印鑑証明も持ってきました。
自分名義の不動産もありますよ。」
不動産社長はその書類を一瞥して、
「だめだめ、外国人に外国人が保証したって、
何かあったらあんたたち国に帰っちゃうでしょ?
信用できないから。」
Lさん、この言葉に反応します。
Lさん:「外国人が信用できないって?
こっちはちゃんと書類まで持ってきてるのに
あなた失礼でしょう!!」
顔を赤くしてキレています。
不動産社長も負けていません。
「そこまで言うなら、滞納してる家賃4ヵ月分、
あんたが代わりに耳揃えてここに持ってこいっつーの!!」
元オット:
「なんでこんなに騒いでんの?
もうちょっとしたら家賃払うってことで大家さんはOKしてるんだから、
あなたたちどうして連帯保証人やめたいなんて言ってるの?」
Jさん:
「1ヵ月でも払えなくなったらヤード閉めるって決めたでしょ?
約束守れよ!
同業者としてずっとヤードでの仕事見てきたけど、
お前のやり方じゃ無理だよ、もう諦めなさいよ!」
Lさん:
「奥さん(私のこと)、◯◯さん(元オット)、
こんなにがんばってるのに可哀想でしょう。
ワンモアチャンス、あげてください」
私:
「あのですねLさん、
ハンドレットチャンス、あげました。でもダメでした。
がんばってるって言うけどそれが損しか出ていなかったら
やめた方がいいでしょう?」
・・・全員喧々諤々。
事務所の奥で、不動産会社の女性スタッフたちが耳ダンボにして聞いていました(笑)
結局、大家さんがいなければ話は進まないということがわかり、
元オットは「これ以上話しても意味ない」と、
Lさんを連れて出て行ってしまいました。
不動産社長、
「今日解決したかったけど、貸主がいないんじゃ話にならない。
近々、大家に直接意思を確認しに行ってくる。
今日の話でわかったのは、
ホントに◯◯(元オット)は信用できないってこと」
とりあえず、家賃未納問題は公になりました。
もはや私だけの問題ではありません。
離婚前は元オットの暴走は私一人の問題でしたが、
離婚してからはこれだけ多くの人が関係者。
私以外の人たちが元オットに対して意見を言う。
私の弁護ではなくそれぞれの立場で。
以前は1対1で、こちらがどんなに正当な理由、正当な意見を言っても理解してもらえなかった。
何年も粘り強く話してきたけど元オットが理解することは永久にないと判断しての離婚。
面倒なことになってきましたが、
自分の責任が分散されて軽くなったと思うと気が楽になりました。
この話し合いの日から数週間、
不動産屋社長は大家さんと何回か連絡をとり、
具体的な条件が提示されました。
滞納分を払えば連帯保証人を変更
それができなければ解約
状況が少し前進しました。
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