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2014年12月 元オット引っ越し [【回顧録】借金と離婚のいきさつ]

離婚手続きが終わり、元オットはヤードで寝泊まりするようになりました。

元オットの考えでは、離婚届はあくまでも書類上の手続きで、

自分は今まで通り家族と一緒に暮らすつもりでいたようですが、

冗談じゃない。それじゃあ意味がない。

 
もうこれ以上、面倒は見切れない。

私は元オットの衣類や荷物を片っ端から集めて、

プラスチックケースに詰め込みました。

会社の書類も渡さなければならないのですが、

これは変更登記後でないと不都合が出るので後回しに。

 
何度かに分けて荷物を運ばせました。

ひと通り運び終わると、クローゼットがひとつ空きました。

窮屈に押入にしまいこんでいた私の衣類を、すかさずそちらに移します。

人一人いなくなったら、ずいぶん余裕ある心地良い空間になりました。

 
元オットは11月末〜12月の間、何回か家に来ました。

ヤードに持っていったパソコンの調子が悪いと言っては

メンテを頼みにきたり、

荷物を一度に運び出さず、何回かに分けて取りにきたり。

あれこれ口実つけては、家に来ていました。

立ち寄るたびに、コーヒーを自分でいれて飲み、

シャワーを浴び、くつろぎます。

自宅の鍵を返すようにも言いましたが、元オットは絶対に鍵を返そうとしませんでした。

次に来たとき返す、と毎回言ってははぐらかして、ずっと持ったままだったのです。

 
すべての荷物が運び終われば出入りできなくなるからまあいいか。

 
そう思って、ほっときました。

 
しかしその行為に極端に嫌悪感を示した長男。

「なんで毎回、勝手にうちの風呂使ってんだよ!」

 
そこまで拒否反応示している子どもを見て、

これはもうケジメをつけなきゃいけないなと私も思いました。

お風呂から上がった元オットに、

この家はもう自分の家ではないのだということを教えました。

 
最後の荷物を取りにきた日。

さすがに悲しそうにしている元オット。

 
「鍵、返してくれる?」

私がそういうと、

 
「いや、返さない」と元オット。

 
そのとき子どもたちは二人とも家にいました。

このやり取りを聞いて、部屋からリビングに出てきました。

 
「返せよ。」

 
元オットを見下ろすようにすごむ息子たち。

 
「え〜 まだいいじゃない?たまに遊びに来るし」

と、息子達に笑って話す元オット。

 
「いいから返せって!!」

息子達は二人掛かりで元オットの鍵を服の上から探します。

 
「お前たち強くなったなー!はははは!」

 
・・・まるでふざけてジャレあってるかのように楽しそうな元オット

本人状況が全然わかってません (-_-);

 
息子達は元オットを押さえ込み、

「母ちゃん、今だ!左のポケット!取って!」

 
私は「うんわかった!」と言って、

馬乗りに息子達に組み敷かれた元オットから家の鍵を奪い取りました。

 
思い出して書きながら笑ってしまいます。

まるでギャグだわ(笑)

 
元オットは引っ越した。

鍵も取り返した。

これで晴れて快適な母子家庭生活がスタートしたのでした。

 
 
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