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2014年11月17日 離婚届提出〜受理 [【回顧録】借金と離婚のいきさつ]

前日の宣告どおり、市役所に行き、離婚届を提出しました。
離婚届は出しただけではまだ「受理」ではなく、
後日届いた「お知らせ」によると、
提出の2日後、11月19日に受理されたとなっていました。

 

この「お知らせ」は、戸籍に関する虚偽の届出を防ぐためのもの。
夫婦のどちらかが勝手に離婚届を提出したときに発覚するように、
提出に行かなかった側の名前宛で郵送されてきます。

「お知らせ:◯月◯日に離婚届が受理されたのでお知らせいたします」

このような簡単なペラ1枚の紙が、
市役所提出1週間後に元オット宛に届きました。
このお知らせは当然日本語。
「心当たりがなければお問い合わせを・・・」みたいなことを書いていますが、
国際結婚夫婦で、離婚したくない方が日本人でない場合、
こんなお知らせもあまり意味ないですよね。

 

封書は基本、日本人の妻(または夫)が開封して中身を確認するから、
離婚したい人ならわざわざそんなお知らせがきたことを知らせないままでいる家庭もあるでしょう。
外国人世帯の多いエリアですが、こういったいわゆる「お役所仕事」は逆に日本人には助かります。
離婚届提出の際に提出者(私)の本人確認を免許証で行いましたが、
この本人確認ができない場合は、夫婦それぞれにこのお知らせが届くそうです。
また、夫婦どちらでもない第三者の代理人が提出した場合も夫婦双方に送付されるそうです。


<離婚するにあたって調べたこと>


仮に一方的に片方が離婚したくて片方が嫌がっている場合。
離婚したい方が勝手に署名捺印して提出するということが起こり得ます。
離婚したくない側がそれを回避するならば、
離婚届を出される前に「離婚届不受理申出」をしておけば受理されないそうです。
ただし一旦離婚届が出され受理されたとなると、
これをひっくり返すためには家庭裁判所に離婚無効の“調停”を起こさなければなりません。
また、離婚届を勝手に提出したことを離婚したい方が認めない場合はその調停も不成立となるため、“訴訟”を起こさなくてはなりません。
いずれにしてもかなりの労力がかかります。


 

うちの場合「離婚届不受理申出」も「調停」も「訴訟」もないだろうな。
そんなことを調べる知恵も余裕もないし相談するお金もないし。
とにかく「受理」までいけば、こっちのもの。
無事に受理のお知らせが届いたので、次の行動に移ります。
このあとの手続きが非常に面倒でした。


 

元オットの転出・転入届。→転出・転入先市役所
外国人登録変更→転入先市役所
健康保険移動→転出・転入先市役所
印鑑登録変更→転出・転入先市役所

 

これらがすべて終わってから、
ようやく晴れて児童扶養手当などの申請ができるようになります。
離婚しても同居している(夫の現住所が変わっていない)場合、
いくら法律上離婚していて戸籍上縁がなくても、
世帯収入が大人二人となり、母子家庭とはみなされないため、
様々な行政支援が受けられません。

 

うちの場合は長年大人二人いることで大変だったわけで・・・
いや、考えようによっては子ども3人を私一人で養っていたわけで・・・
(一人はデカい子ども=最も金のかかる元オット)

 

離婚で楽になる母子家庭も珍しいでしょうね(笑)

 

でもこれから高校生になる子どもたちのためにも、
この母子家庭手当があるとないでは大違いです。
役所手続きを自分でできない元オットのかわりに、
手続きに奔走します。
市役所の転出・転入は、
あっち行ったりこっち行ったりで大変でした。
転出は代理の私でもできましたが、転入や外国人登録は
元オット本人がどうしても行かなければ受け付けてもらえないため、
本人を連れて行きました。
移動中、車の中では会話ナシ。
さっさと終わらせたくて、手続きリストを作って一つずつ消していきました。

 

婚姻届を出すときは、
みんなカップルで窓口に行きます。
「これで夫婦だね♡」と一生の愛を誓い幸せに包まれます。
離婚届を出すときは、
二人で行くケースはほとんどないそうで、
たいてい離婚したい方が一人で来ます。
提出したら、「やっと縁が切れた!」と開放感の喜びにひたります。
事務的で無機質な市役所の空間の中で、
多くの人たちの人生の一大転機が毎日交差しているんだなあと
しみじみ思ったものでした。
夫婦縁組の解消は、面倒でしたが11月中には終わりました。
会社関係の清算、こちらが本丸。かなり手こずることになります。

 
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