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2015年9月 内容証明「通知催告書」届く [【回顧録】借金と離婚のいきさつ]

6月頃からあちこちへの支払が滞って、

もうどうにもならない状態になった元オット。

こうなることはわかっていました。

しかし私が無理矢理やめさせれば元オットは私を恨み、

後片付けすることもなく逃げるだろう。

自分でとことんやってそれでもダメなら、今度こそ諦めるはずだ。

そう思い、最後の情けでヤードの連帯保証人まで引き受け、

キャッシング返済やオークション支払など様々な尻拭いをやってきました。

 
そして様々な支払が次々とできなくなり、

ついに信金融資返済の滞納が3ヵ月となりました。

 

 
8月の段階で、私は一度この信用金庫を訪れ、

営業担当のセッティングで融資責任者の副支店長と会っていました。

不良債権回収という段階になると、

営業から融資の専門部署に業務が引き継がれるようです。

融資担当者は、何度か元オットと話もしていました。

しかし毎回、「ちょっと待って」でラチがあかず、

保証協会代位弁済前に一応連帯保証人にも話をしておきたいとのことで

呼ばれたのでした。

 
信金融資担当者:

「滞納4ヵ月目を迎える前に、

内容証明を主債務者と連帯保証人様宛にお送りします。

滞納している3ヵ月分を期日までに払わなければ

保証協会さんに連絡して弁済しますよ、という通知です。」

 
私:「わかりました。

で、それを支払わず保証協会が一括代位弁済した場合、

どのようになりますか?」

 
信金融資担当者:

「保証協会との話し合いになります。

減額か期間延長か、

それは話し合いをやってみなければわかりません。

信金はもうそのときには交渉には参加しないので」

 
私:「そのあとはどうなります?」

 
信金融資担当者:

「今後会社と代表者への追加融資は一切できなくなります。

それは主債務者だけでなく、連帯保証人さんにもです。

普通の融資だけでなく、

車や教育ローン、住宅ローンも通らなくなるでしょう。

 
なるほど。

 
私は個人事業主になって一年目。

来年の確定申告で本年度の所得が確定しますが、

その実績を出して住宅ローンの借換をしたいと考えていました。

また、子どもたちが高校卒業するまでの間、

もしかすると教育ローンも必要になるかもしれない。

 
そもそも元オットと別れた時点で、

この債務はかぶる覚悟でいました。

毎月の肩代わりの金額は、

かつて元オットに使われていった月々の金額に比べれば

たいしたことありません。

なので、融資担当者にはこちらの意思をこう伝えました。

 

「保証協会の代位弁済は避けたいと思います。

連帯保証人の私が弁済しますので」

 
融資担当者は申し訳なさそうに、

「わかりました。

形式上、どうしても内容証明をお送りすることになってしまいますが、

ご了承ください。」

と、これからの流れを説明してくれました。

また、

「連帯保証人さんが返済を肩代わりすると『求償権』が発生します。

かーちゃさんは主債務者に法的に請求できる権利があるんですよ」

と、初めて聞く言葉とその意味を教えてくれました。

少しでも私の不利益を軽減しようと気遣ってくれているようでした。

※【求償権】きゅうしょうけん

債務を弁済した者が,支出した金額の全部または一部を,それを負担すべき者に請求できる権利。

連帯債務者の一人や保証人が債務を弁済した場合などに生じる。 

 
そして9月に入り最初の週。

融資担当者から、

「今日、内容証明郵便を出します」

との電話連絡を受け、支払期日と金額を確認。

同内容の「通知催告書」が、私の手元に届きました。

 
「通知催告書」文面一部

「9月18日迄に延滞元金(3ヵ月分)

および利息損害金をご返済ください」

 
融資担当者は、主債務者の元オットが外国人だから

もしかしたらこの通知書の意味がわかっていないかもしれないと考え、

到着を確認してから電話連絡もしたそうです。

そしてわかりやすく、払わなければ連帯保証人の元奥さんにも迷惑がかかりますよ、

と説明したそうです。

 
私はこの内容証明を受け取って

その週に窓口で延滞元金および利息損害金を支払いました。

ただし、融資担当者には、


私が払ったことは元オットには話さないでください。

期日まで待って、もし3ヵ月分を持って窓口にきたら私に連絡してください。

その現金をその場で奪い取りますから」


このようにお願いしました。

融資担当者は快く了承してくださり、

「もし動きがあればすぐに連絡します」

と約束してくれました。

 
約束期日、朝から何度も元オットに電話し続けた融資担当者。

夜にようやく連絡がつきました。


電話一本も入れずに約束期日を迎えた元オットの言葉は、

 
「もうちょっと待って」

 
だったそうです。

 
 
 
・・・ワロタ www

 

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沙羅双樹

怖いもの見たさ(?)で、毎日ブログにお邪魔しています^^;
一度かかわったら、骨の髄までしゃぶられる感じですね…。

このままやられっぱなしは悔しい!!
何とか元夫さんをぎゃふんと言わせてやりたい!!

とは思うものの、同じ土俵に乗っていてはいつまで経っても餌食にされてしまうんでしょうね。

早く縁が切れることをお祈り申し上げます。

by 沙羅双樹 (2015-12-18 01:51) 

かーちゃ

>沙羅双樹さま
いつもご訪問ありがとうございますm(_ _)m
回顧録はそろそろ現在に追いつきますが、
まだ問題は進行中なので、ホラー話ネタは続きますよ〜笑
おっしゃるとおり、同じ土俵にいるといつまでも終わらないのですよね。離婚しても縁が切れない理不尽さ。諦めて去ってくれるのを待つか、法の力で強制的に帰国させるか… 現在弁護士に相談して対策を考えています。
by かーちゃ (2015-12-18 08:56) 

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