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2010年 債権者が家にやってきた [【回顧録】借金と離婚のいきさつ]

ちょっと前に戻ります。2010年のこと。

債権者というか・・・、板金の外注職人さんたちです。

中古車を修理してもらって、1台ごとに料金を決め、

修理が終わると支払っていました。

それが未払いなんだから、立派な債権者ですね、ハイ。

   

車の修理が終わって、いざ支払いの日というときに、

「ちょっと待って」「来週払う」「売れたら払う」で

待たされ続けた板金職人さんたち。

皆さん、フリーの個人事業主だから生活かかってます。

何度かは、長い付き合いのよしみで待ってくれてたようですが、

いよいよ限界で、元オットに話してもラチがあかないと

思ったようです。

 
アポなしで、2名の職人さんが突然我が家にやってきました。

 
とりあえず仕事部屋に通すと、

未払いになっている車のリストと合計金額、

それをいつまでに支払います、と予め書かれた念書を

見せられました。

 
一人は強い態度ですごみ、一人は下向いてガックリきた様子。

どちらも還暦近いオッサンたちです。

 
最初、「詳しいことは知りません、◯◯(元オット)と話してください」と

突っぱねていましたが、

「だって奥さん、あんたが社長なんでしょ!?」

と、速攻切り返されます。

確かにその通り。

 
今、お金がないから払えない、ってことを真剣に訴えました。

しかしまったく納得して帰る気配無し。

 
しばらくの沈黙の末、

「奥さんの方の商売はうまくいってんの?」

と聞いてきます。

 
私「はい、まあなんとか・・・」


(Mac2台&周辺機器、Windowsノートを指差して)

職人A「このパソコンでやってるんだよね?」

職人B「お宅がどうしても払わないっていうなら、

ヤードにある車か修理道具か、ここにあるモノ、

代わりに持っていくことになるよ?」

職人A「お宅のせいで自分ちの家賃もクレジットカードも払えなかった!

どうしてくれるんだよ!!」

職人B「わざわざここまで来たんだから払え!!責任とんなさいよ!」

 
二人いるので、どんどんエスカレートしてきます。

 
・・・マズイ。

 
そのやり取りは午後3時頃でしたが、

もう少ししたら、子どもたちが小学校から帰ってくる。

 
その前に、なんとか急いでこの人たちを納得させて、追い出したかった。

で、思わず、

私「わかりました、払います!現金はないから、振り込みます!

念書にもサインします!!」

と返答し、念書に署名、捺印をしました。

 
鼻息荒い状態で、そのお二人はとりあえず納得し、

帰っていきました。

 
入れ違いくらいのタイミングで子どもたち帰宅。

何とか見られずに済んだ。

 
・・・疲れた。

 
元オットに、こういうことがあって

乗り込まれたから、払う約束をしたと話すと、

「なんでそんな約束したの?!

払わないとは言ってなんだからこっちは悪くない!」

と逆ギレ。

 
あんたがそんなんで、ハナシにならんから

こっちに来たんでしょうが!!!

大体、技術料をケチる時点で、あんたが悪い!!

 
彼らは板金職人。

私はグラフィックデザイナー。

職種は違うけど、技術でお金をもらう点では同じです。

それを、「経費かかってないでしょ」っていう感覚で

支払を渋ったり、踏み倒したりするのは、

とても許せるものではありません。

私だったらこんな人から仕事を請けたくはない。

 
オッサンたちの主張を援護すると、

 
「じゃあ、そんなに言うなら、アナタが払って。

自分は払わない」という元オット。

 
・・・・はぁ??

 
変な理屈で、またもや逃げる。

どこまでもセコい。あきれました。

 
次の日、

私は自分の口座から板金職人さんたちへの支払を済ませました。

 
2009年から2013年の間、

このオッサンたちだけじゃなく

陸送屋さんや仕入れ先の業販店、同業の外国人などが

元オットと話し合いができずにうちにやってきました。

県税事務所も自動車税未納だったので

再三の督促通知の末、差し押さえ予告書を持って来たっけ。

 
はぁ・・・しんどかった。

 
 
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