2015年6月 キャッシング完済 [【回顧録】借金と離婚のいきさつ]
元オットの事業にかなりの額を私の売上からまわしていましたが、
それでも足りないときに利用していたのが各種クレジットカードのキャッシング。
元オットのカード3枚と、私のカード5枚、限度額めいっぱいまで借入していました。
離婚後、元オット名義のキャッシングの責任からは逃れましたが、
私名義の借入はそのまま残っています。
これを毎月、各社合計おおよそ8〜9万円くらい支払い続けていました。
離婚前はこの他に元オットのキャッシング返済も私がやっていたことを考えると
負担は前よりは軽くなった言えます。
一応離婚して別居する際に、このキャッシングはもともと元オットの借金だから、
返済額を毎月私に支払うことと決めましたが、
元オットが支払ってくれたことは一度もありません。
銀行融資の返済とヤード家賃の支払で手一杯だった元オット、
私名義の借金などもう頭には無かったことでしょう。
私も元オットを信じて最悪自分で責任を負うつもりで“自分の判断で”借りたのだから。
持っていない人にどんなに「払え」と言ったところで無理なのだし。
それより、返済が滞って私自身の信用履歴にキズがつくのは避けたい。
腹立たしいけど、そう割り切って毎月返済を続けていました。
2015年6月時点の私名義のキャッシング残高(ざっくり)
A信用金庫 100万円
B信用金庫 50万円
yahoo JCB 10万円
セディナ Visa 30万円
UC Master 10万円
こんな感じで約200万円残っていました。
これらはすべて年利15〜18%、
少しずつ返済しているとかなりの利息になっていきます。
目の前にもう元凶はいない。追い出した。
しかし毎月口座から引き落とされるたびに苛立ちました。
クレジット会社のキャッシングは秋には終わりそうでしたが、
信金の2件はこの先何年もかかります。
マンションのローンの借換も検討していたのですが、
この借入があるために難しくなっていました。
この話を母に相談しました。
母は、
「どうせ向こうが払うことは一生ない。
それなら利息がかからないよう、いっぺんに返済してしまいなさい。
マンションもそれで借換できるならそうしなさい」
そう言って、200万円を出してくれました。
2年前、商工ローンの返済で苦しかったときにも、
母は400万円、貸してくれました。
父が亡くなってしばらくしてからのことでした。
そのとき貸してもらったお金は100万円は返済したので、
あと300万円返すつもりでした。
まだ返し終わっていないのに新たなお金。
母は、
「自分が持っていたって仕方ない。それなら有効に使って欲しい」
「返さなくていいから」と言って、
今回も200万円を肩代わりしてくれたのでした。
必ず返す!!と堅く心に誓い、
有難く受け取ることにしました。
これで私名義のキャッシング残高は消えました。
そして母から借りたお金は、
2013年の300万円
2015年の200万円
合計500万円 となりました。
一括返済したことで、
将来にわたって払っていたであろう利息分80万円を
支払わずに済むことになりました。
私はもうすぐ50になるというのに
今でも何かにつけ、援助をしてくれる実家の母。
いつも気にかけてくれて限りない愛情を注いでくれる。
それなのにいつまでも心配ばかりかけている自分。
そんな自分が許せない。情けない。
まずは、母の願い通りに幸せに暮らすこと。
そして私は母への感謝の気持ちに替えて“返済”し続けます。
たとえ母が「いらない」と言っても。
これが、借金残高の二段目の項目のいきさつです。
親が貸してくれるって、うらやましいです。
私の親はお金がないで・・・
金額は遥かに楽ですが、借金返済私も頑張ります。
by 歌を忘れたカナリア (2016-01-10 12:29)
> 歌を忘れたカナリアさん
ご訪問&コメント、ありがとうございます。
本当に自分は恵まれていると思います。感謝してもしきれません。
しかし親孝行と真逆のことをやっていることに情けない思いでいっぱいです。早く返済して親孝行したいです。
カナリアさんも返済中とのこと、お互いがんばってまいりましょう。
by かーちゃ (2016-01-10 19:36)